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鉄コレ京阪2600系を楽しもう(1)

2600系 10月8日(土)より「鉄道コレクション京阪電車2600系」(Aセット・Bセット)の先行販売が始まりました。

 もちろん、そのまま飾るだけでも十分にリアリティーを感じることができそうな仕上がりですが、せっかくならパーツを交換したり加工したりして、実在する車両や編成を再現して楽しみたいという“本物志向”の方も少なくないことでしょう。

 しかしながら、京阪2600系は、「一両一形式」と言われるほど車体や台車のバリエーションが豊富であることに加え、2~4両のユニットを組み合わせて自由な組成が可能であるという特徴を生かして頻繁に組成変更が行われるなど、実車を再現するにはなかなかハードルが高いのも事実です。

 そこで、「鉄道コレクション京阪電車2600系」を楽しむ上で参考になると思われる実車に関する情報をまとめてみました。



商品概要


 商品は、Aセット(一般色・先頭車一次車3両セット)とBセット(一般色・二次車3両セット)の2種類が用意されており、いずれも先頭車2両と中間車1両の3両セットで、価格は4,500円(税込)となっています。

 ところで、商品名の「一次車」「二次車」という表現は、2600系の種車である2000系に対する表現と思われますが、2000系「二次車」というと、厳密には昭和35年度増備の先頭車10両(2025~2034号車)および中間車5両(2101~2105号車)を指します。しかし、この15両の中には、Bセットの中間車のように乗務員室が撤去された車両は存在していません。また、先頭車についても、2次車以降は側面窓の寸法も統一されており、あえて「二次車」に限定する理由が見いだせないことから、「二次車3両セット」ではなく「二次車以降3両セット」とした方がより正確であるように思われます。したがって、当ブログでは「2次車以降」という表現を用いることとします。


Aセット(一般色・先頭車一次車3両セット)

 Aセットは、2000系1次車の車体を流用した先頭車と、乗務員室撤去跡のない純粋な中間車の組合せとなっています。

A1A2A3
A1A2A3

モデル名A1A2A3
車両形式2600形(Mc)2700形(M)2800形(Tc)
車体塗色旧塗装旧塗装旧塗装
車掌台窓二段窓-固定窓
側面窓幅900mm800mm900mm
パンタグラフ大阪方大阪方なし
ヒューズ箱小型2個 大型1個小型2個 大型1個なし
妻面配管山側2本 川側2本山側2本 川側2本なし
付属台車KW69KS73CKS58

 なお、Aセットには中間車用のパンタグラフのない屋根パーツが付属していますが、パンタグラフのない中間車は妻面の配管もないため、厳密には屋根パーツを交換しただけでは実車を再現することができません。


Bセット(一般色・二次車3両セット)

 Bセットは、2000系2次車以降の車体を流用した先頭車と、乗務員室撤去跡のある中間車の組合せとなっています。

B1B2B3
B1B2B3

モデル名B1B2B3
車両形式2600形(Mc)2900形(To)2800形(Tc)
車体塗色旧塗装旧塗装旧塗装
車掌台窓固定窓(二段窓)二段窓
側面窓幅800mm800mm800mm
パンタグラフ大阪方京都方なし
ヒューズ箱小型2個 大型1個小型1個なし
妻面配管山側2本 川側2本山側1本なし
付属台車FS509AFS399CFS399C



各モデルから再現できる実車は…?


屋根上 次に、A1~B3の各モデルと形態が一致する実車について、確認してみたいと思います。ヒューズ箱の数や妻面の形状などは気にしないという方もおられるかと思いますが、この記事ではあえて細部にもこだわり、上の表に記した項目がすべて一致する実車(台車パーツを組み替えて再現できる実車を含む)を、以下にピックアップしてみました。

車体台車車両番号一致していた期間備考
A1KW6926051991/03~2013/042013/04廃車
26071991/02~2007/052007/05中間車化
(FS399C)26152007/10~2012/072012/07廃車
26181993/03~2006/032006/03廃車
A2KS73C27011978/06~2012/052012/05塗色変更
27021978/08~2010/052010/05塗色変更
27031978/09~2010/082010/08塗色変更
27072002/04~2009/112009/11廃車
27081979/05~2013/052013/05廃車
27101981/01~2009/112009/11廃車
27111981/05~2002/032002/03廃車
27121979/07~2010/062010/06塗色変更
(FS399C)2704 2000/11~2008/122008/12塗色変更
27151991/10~2012/072012/07廃車
A3KS582810 1981/01~2002/012002/01台車交換(FS337B)
B1(KW69)26091991/08~2013/022013/02塗色変更
26191991/03~2012/102012/10塗色変更・中間車化
B3FS399C2801 1991/09~2008/042008/04中間車化
28021991/09~2007/102007/10中間車化
28031991/10~2010/082010/08塗色変更
(KS58)28061979/02~2013/042013/04廃車
(FS509A)28081983/03~2013/042013/04廃車

例)A1の車体とKW69台車との組合せは、1991年3月から2013年4月までの2605号車と、1991年2月から2007年5月までの2607号車に一致します。

 今回発売されたAセット・Bセットを用いて完全に再現できる実車は、上の表に示した22両ということで、2600系0番台103両のうちの約2割という結果となりました。なお、B2については、車体だけを見ると2915・2923・2924号車の3両と一致していますが、実車はいずれも今回の商品に付属している5種類の台車(KW69・KS73C・KS58・FS509A・FS399C)を旧塗装時代に履いた実績がないため、残念ながら表に掲載することができませんでした。

 ただし、ヒューズ箱の数や妻面の形状など、ある程度妥協して許容範囲を広げれば、さらに再現できる実車は多くなると思います。その際の参考資料として、車両データをこちら(PDF)にまとめてみましたので、ご活用いただければと思います。



近年の組成例


KS73C台車 最後に、実在した編成を再現するための手がかりとして、近年の組成例をいくつかご紹介しておきたいと思います。

 ここで紹介する編成図においては、側面窓の寸法および車掌台窓の形状がA1~B3のいずれかと一致している場合、車両番号の下にそのモデル名を記しています。また、それぞれの時点において各車両に装着されていた台車についても併記していますので、参考にしていただければと思います。

京阪2600系 常用編成図(2008/10/19現在)(PDF)
京阪2600系 常用編成図(2003/12/01現在)(PDF)
京阪2600系 常用編成図(2000/07/01現在)(PDF)

*凡例
A1側面窓の寸法・車掌台窓の形状・妻面の形状がいずれもA1と同じ
B1'側面窓の寸法・車掌台窓の形状・妻面の形状はいずれもB1と同じだが、乗務員用出入口両側の手すりは撤去されている
(A3)側面窓の寸法と車掌台窓の形状はA3と同じだが、妻面の形状はA3とは異なる


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